哲学者っぽいでそ?なおおうらです。
近々、またプロフィール詳細を書き直そうと思ってましてん。
わたしとニット。編み物とは、人生のどん底の時期に出会いました。
なぜわたしがニットをやっているかというと、なんでですかね?
もう人生の一部になってしまったので思い出すのも難しいのですが…
とりあえず、出会いは最悪でした。
今日はわたし自身についての話題です。
長くなりますので、気になるかたは続きをどうぞ。
どん底でズンドコ時代
プロフにも書いていますが、わたし、20代の頃に結構重い「抑うつ病」を患いまして。
仕事が何もできなくなっちゃって、人生の路頭に迷ってた時期に編みと出会いました。
消去法で。
これなら頑張れそうだというモノを見極めてなんとかせんといけなかったのですが、あれも出来ないこれも出来ない、それも中途半端、これにいたってはどーにもならんとなってしまって。
でも、手を動かすことは好き。細かい作業は苦にならない。
ということは当時おぼろげながらも分かってまして。
じゃぁ、何が出来るだろう、となったときに、そういえば小さい頃、多少編みをやっていた!図工とか美術家庭科が得意だった。じゃぁ、それで行こう!という流れで、ちゃんと勉強しようと思って、ヴォーグに入った次第です。(その頃は、文化の存在を知らなかった。知ってたらまた違った人生になってたと思います)
なので、好きが高じて、とか、趣味の延長で、とかいうんじゃないんです。
編みを愛する方には申し訳ないのですが、アイディンティティ?の確立のための編みでした。スイマセン。
鬱から抜け出すのに、10年もかかりました
ド鬱になって超絶マイナス地点から現在のゼロ地点に戻ってきました。
自分で自分を励まして、なんとかやってこれました。
お医者にも薬の世話にもなっていますが、医者も薬も直接的にわたしの人生をどうこうすることは出来ません。
良くなりたいなら、自分で自分を叱咤激励して引き上げるしかないのです。
これはパートナーにも親にも出来ないことです。
自分で自分を信頼する方法、自分だけは自分の味方である。
どん底からの這い上がり方を10年かけて会得しました。
編みというか手仕事には、精神を癒す効能もあると私は考えています。
そこで段々と回復して現在に至るというわけです。
現在の様子
現在のメインのシゴトは編みとはまったく関係のない仕事ですが、めちゃくちゃ『手』を使います。ミッションを正確に最速で工夫してフィードバックするのがわたしのシゴト。
まだフルタイムで長時間働くのは難しいのですが、限られた時間の中で、いかに集中力を保って効率よく任務を遂行するかが腕の見せ所。
おかげさまで、今季のボーナス、ちょっと上向きました。
これも評価していただけてるからと思っております。
将来の展望
最近、ようやく将来というか未来に対する「欲」が出てきました。
アレやりたい、こうしたい、こうなったらいいな、というイメージがいくつかあります。
これは、ほんの3年くらい前では考えられなったことです。
内容としては
- 自分で考えたグッツを編む。
- 他人様が考えたグッツを編む(ニッター仕事)
- 自分で考えた編み図を書く
- 他所様が考えたデザインを編み図に起こす
- キットを作る
- ネットで売る
- リアルで売る
- 教える
- 文章や図版にする
- 本や電子書籍にまとめる
などなど。
パソコンも新調したことですし、編み系PCのシゴトも追々やっていきたいと思っています。
元々デザイン学校出ていますので、本を読めば理解できる素地はあると自負しております。
勉強することが沢山ですが、とても喜ばしいことですね。
特に、アウトプット重視で行く予定ですので、がんばっていこうと思っています。
最後に
わたしは他の人より、10年遅れでこの道を歩いています。
もし、もっと受診が早かったらこんなにも回り道して、苦しまなくて済んだんじゃないかと思うこともあります。
そこで、アレ?(精神的に)調子がおかしいぞ?という見分け方を伝授します。
それは、睡眠です。症状で分かりやすいのが睡眠なんです。
もし、布団に入って、4~5時間くらい寝付けない日が1週間続くようであれば、躊躇なく心療内科か精神科の門を叩いてください。
わたしはこの状態のまま半年が過ぎて悪化しました。
早期治療が早い回復のカギなんです。
誰もつらい思いをしませんように。
なむなむ。
長くなりましたが、ここまで読んで下さってありがとうございました!
楽しいあみあみライフをお送りください♪
ではでは!