久しぶりの製図の記事です(^^;
リッチモアのこのウェアを着たいんだけどなぁと思っていたのでした。
製図お直し!自分サイズにリサイズするよ~!
最新号の9Pのね、プルオーバーです。
バックスタイルが素敵なの。
でも、小さくてワタシには着られないの;;
じゃぁ、お直ししたら?ということで、ちゃっちゃと計算してみました。
製図の何を変えたいのかというと、胸囲のところです。
前幅46cm⇒胸囲92cmを、胸囲102cm程度にしてみたい。
ただし、バックスタイルのモチーフ編みの大きさは固定するとする。
(これ動かすとめんどくさいので(^^;)
そうすると、肩と脇でサイズを大きくしないといけない。
それを計算すると、肩は片方で1.5cm出して、脇も1.5cm出せば希望通りになることが分かった。
自動的に、裾も比計算にすると、円周104cmあるところが116cmになる。
ちょっと広げ過ぎか?ここは明後日編み教室にいくので、せんせいと相談してみることとする。
で、目数段数計算ですが、ゲージ通り編めた「ものとする」。
模様図をゲージ通りに拡大印刷して切り貼りしてまたコピーしたものがこちら。
キレイでしょ?これを、編み目模様グラフとする。
厳密には同じではないんですが、大体、実物大の模様の大きさになってます。
で、これをたくさん印刷して、あらかじめ書いておいた、自分サイズ原型に照らし合わせながら、目数段数の割り出しをする。今回は、サイズが固定している「上」から(首回りから)割り当てていった。
電卓で、何センチ何段だから、計算上では***目というところを、実際の編み目グラフと突き合わせて、いい塩梅のところで切っていく。脇のカーブのラインは、元の製図のをそのままいただいた。
肩の斜線の長さが違うので、ここは引き直し。
裾の斜線も、微妙に傾きが違うので引き直した。
昨日は、ここまでできた。
残る作業は、
- 実際の目数段数をカウントしなおして、記録しておく
- 袖の製図と割り出しを進める
になります。
袖山もカーブもだいぶオリジナルとは異なるので、引き直しです。
このように、リサイズって、模様とデザインの要素を引き継ぎつつではあるのですが、ほぼほぼイチから仕切り直しなんです。(私の場合)
今回のは複雑すぎて、パソコンの編み物ソフトでもどうにもならんかったし。。。
ちょっと大変なのですが、マスターすれば、本の製図のサイズ違いがひねりだすことが出来るようになります。
ちょっと明後日、編みせんせいにチェックしていただかねば。
特にサイズのとこーーーー
ダイエットして痩せれば、こんな苦労しなくていいんだけどね(笑)