こんばんは、糸へん便りのおおうらです。
アフガン編みのジャケットですが、とじはぎがあと脇線1本を残すまでになりました。
その後は、フチ編みに入ります。
いま、こんなかんじ。
フチ編みをするには、「フチ編みゲージ」が必要
こんなやつ。
これを計測します。
これは、10センチに22目入っておりました。
ちなみに、身頃の10センチゲージは、
目数:19目、段数:14目です。
これらの数値を使って、増し目を予想してみる
これを、ヴォーグメジャーを使って、
どんなあんばいに縁が編めそうか算段を見てみます。
まず、これが目数バージョン。
ちょっと上下逆になっちゃったんですけども(;´∀`)
下の22ってのが、フチ編みゲージ、19ってのが身頃ゲージを表しています。
身頃6目の位置に、フチの7目が
ぶつかっているのがわかるでしょうか?
とりあえずざっくりと、身頃6目の中に、1目増しの7目をつっこめば
編めそうだということが、見て取れます。
次。段数バージョン。
同じく、22ってのがフチ編み、14ってのが段数を表しています。
それぞれ、11目と7段のところで
線がぶつかっているのがわかるでしょうか。
まず、ここまでが基本情報です。
実際に、例えばスソの拾い目を計算してみるテスト
スソの身頃の目数を数えたら、244目ありました。
フチ編みをするとき、何目拾えば(増し目すれば)いいのか計算します。
単純に、比で計算します。
基本情報で、目数は、6目の中に7目拾えば良いことになっているので、
身頃6目:増し目後7目=実際のスソの目数224目:X
X=284.6
なので、284目か258目拾えば良い事が分かりました。
では、実際にどう増し目すればいいのかというと、
編み物計算の「平均計算」を応用します。
まず、増し目から元の目を引いて差をだします。
284目-244目=40目
偶数の方がいいかナーと思ったので、とりあえず284目の方を採用しました。
差は、ちょうど40目ですね。40目増し目すれば良いのです。
これを、平均計算すると、
244目÷40目=・・・・・とうんにゃらやって
7目-1目増し-4回
6目-1目増し-36回
とはじき出しました。
これをもっとシンプルに整理すると、
7目-1目増し-1回
6目-1目増し-9回
を4セット繰り返す
としてみました。
イメージとしては、
1.細編み7つ編んだらもう1目増し目で追加
2.細編みをさらに6つ編んでもひとつ増し目で追加
を4回繰り返す感じです。
ね?当初、6目に7目入ればOKというのに
合致してるでしょ??^^
段数の拾い出し目の求め方も基本一緒です。
以上です。
残るは、曲線の部分の計算方法なのですが、、、
フクザツで長くなるので、余力があったらまた今度!
ではでは!