こんにちは、染め物ってやったことなくって。おおうらです。
初めての草木染
会場はいつもの、鎌倉二階堂(鎌倉宮とか荏柄天神社近く)のカジュ・アート・スペースです。行き慣れたところなのでサクサク到着しましたよ。
でもちょーっと早く着きすぎたようで、だれもいない(^^;
しばし待機。
染料を調達するところから始めましたの。
今回の教材は「クサギ」という草木です。
見たことない?こういうの。
葉っぱのアップ。結構大きい。
それを皆でむしって・・・
袋に入れて煮ます。
クサギの煮汁は緑色です。
「精錬」という下処理もしました。
別の鍋で媒染用の溶液を作っています。
今回は「後媒染」という手法で、使う金属は銅(硫酸銅)なんだそうです。
染めたい物の重量に対して決まった重さがあるので、計って溶液を作ります。
手順としては、
染料を抽出⇒染色⇒脱水⇒媒染液に浸す⇒脱水⇒もう一回染色⇒脱水
でした。
こんな感じで煮る?浸す?煮てる状態です。
そして、これが完成形・・・・!
皆様の作品です。
ワンピースにスカーフにカバンに、皆キレイに染まってますねぇ。
ワタシは、サラシを切ったものと、尾道帆布の糸(綿)とレース糸(綿)を持参しました。
同じ綿なのに、染まり方が違うんですのよ。
びっくりー
いま、ウチで干しておりますれば。
乾くとまた風合いが違うのかしら?
感想
ワタシにも出来たっ!という体験は何度してもスバラシイです。
そして、いつもなら見逃してたであろう草からこんな良いミドリ色が出るなんて知らなくて大発見でした。
まぁ、ぶっちゃけ雑草なんですよ。
しかしですね。この草が染料になるってことは、お宝がそここにあるというわけです。 これは一度知ると「これも染まるのかなぁ?」って知りたくなります。
ウチの近くにもある、染まる草も教えて頂きました。
ドクダミ、玉ねぎの皮、夏みかんの葉っぱもイケるそうです。
やったね!隣のおっちゃまから貰ってこなくては。
ウチに着いてから、まじまじとアパートの周りに生えてる草を見てみたら、他にもツユクサとかシュガーパインとか雑多に生えていました。これでも染まるのだろうか?分からんけど。これは、草の図鑑がほしいですな。
ただの雑草から、染料に(ワタシの中で)高格した記念すべき瞬間です。
媒染液も超身近なところでは、焼きミョウバンが使えるそうですよ。
で、媒染液を使う鍋は専用の鍋が必要とのこと。
(ステンレスかホーローが良いんですって)
お・・・おうちで染め物、やってみようかなぁ?
出来るかな?
というわけで、今日は新しい体験をしました。
今月はスカートも縫っちゃうしアグレッシブよねー
ちなみに、染色教室は8月も9月もやるそうです。
場所は鎌倉です。こちらリンクです。良かったら見てみてくださいねー
http://khaju.cocolog-nifty.com/eventsworkshop/2019/06/post-d92525.html
ではでは!