こんにちは、糸へん便りのおおうらです。
お待たせいたしました~ 「リサイズ大作戦」製図に入ります~
参考:前回の記事(リサイズ大作戦~製図編~(序章))
お断わり
ここで出した数値は、おおうらが推測して出した数値です。
絶対にこれで編めば成功する!というものではありませんので
悪しからずご注意ください。
後日、人柱 もとい実証検分で編みますので、
そちらも参考になさってください。
身頃部分の解説から始めます
結論から出すと、赤字部分が、3Lサイズにリサイズした結果の数値です。
ちなみに、ゲージは10cm平方で24目13.5段です。
個々に解説を入れていきます。
ピンクの胸当て部分の解説をします
元数値部分を茶色い文字で、リサイズ部分の文字を青い文字で表現します。
まず、元サイズの出来上がりサイズが、胸囲86cmです。
前身頃と後ろ身頃を編むので、半分の43cm(103目・17模様)がスタートです。
ゲージが10cmで24目なので、43cmは、
43cm×2.4目(1cm換算、以降同じ)=103.2目。
103目で17模様ということなので、1模様は、6目になります。 ←ここ重要
(端は、1目必要なのでマイナスして、102目÷17も=6目)
対する、3Lサイズは、胸囲98cmです(/ω\)イヤン
身頃は、半分の49cmスタートとします。
ゲージが10cmで24目なので、49cmは
49cm×2.4目=117.6目≒118目、になります。
これを模様換算すると
118目÷6目=19.66666・・、になり模様になりません。
6で割れる近い数値を出すと、114目か120目になります。
これらの数値を、センチに直すと、
114目は、114目÷2.4目=47.5cm
120目は、120目÷2.4目=50cm
になりました。
3Lサイズの身頃の幅は、最低49cmはないとダメということなので、
今回は、1cm大きいですが、50cm(120目、20も)を採用しました。
続いて、水色の胴体部分を解説します
ここは、ピンクの部分を輪にしてぐるぐると編んでいます。
よって、数値は、ピンクの単純に2倍になりますので、
3Lサイズの値は図の通りになります。
最後に、黄色のスソの増し目部分を解説します
同じく、ぐるぐる輪に編んでいます。
2cm(2段)のところは「模様編みB」で編んでいて、増し目している部分です。
模様編みAと比べてどの程度増し目しているか見てみましょう。
元の数値で見てみます。
胴体部分で、86cm(34も)がスソ部分では、128cm(34も)になっています。
単純に、割り算します。128cm÷86cm=1.488・・ になります。
これは、約149%ということで、約49%増しの数字になっているということです。
次に、3L版で見てみます。
胴体部分で、100cm(40も)あって、49%増しにするということなので、
100cm×1.49=149cm で149cmの輪になっているということです。
私の手持ちのチュニックでもそのくらいあったので、
まぁ大丈夫たと思うのですが、広がりすぎかも?な場合は、
模様編みBと模様編みCは、針の号数を細くしても良いかもしれません。
その場合は、針を1号細くすると、5%ほど小さくなるので、
円周149cm→141cm程度にはなると予想されます。
次回は、本丸、ヨーク部分の計算です
わたしもある部分で悩んだのですが、まぁ、明日以降のお楽しみ、ということで。。。
長文、失礼いたしました。
ここまで読んでくださってありがとうございました!