こんばんは、台風一過で本日晴天でした!おおうらです。
ゼロから、ネックから編むラグランセーターを編んでます。
いよいよ、割付作業に入ります。
実際に、何目何段編めば良いのかを計算しますよー
目次はこちら↓↓
前回の記事はこちら↓↓
割付計算開始!
まず、ゲージの目数段数をおさらいします。
<標準ゲージ>※10センチあたり
- 目数:20目
- 段数:32段
基本の計算方法
ゲージデータを使って、比計算で行います。
例)32センチ編むための目数を求めたい
10cm:20目=32cm:X
10X=640
X=64目
例2)40センチで何段あるか求めたい
10cm:32段=40cm:X
10X=1280
X=128段
こんなかんじでよろしく。
ネックからラグランの計算
これは、以前やった通りになります。
強いていうと、ネックの目数は編むゴム編みによって数を調整しておくと良いです。
1目ゴム編みなら2の倍数。
2目ゴム編みなら4の倍数、など。
後身頃については、あとは前後差の段数と本体の段数を上記の計算方法で出せばOKです。
ただ、ゴム編み部分については、「ゴム編みゲージ」というものがありまして。
裾(スソ)に関しては、
- 使用針:2号落とし
- 目数 :本体と同数
- 段数 :11%増し
とするとうまく計算できるようです。
(11%というのは編み教室で教わりました)
袖の斜線の計算について
※画像の内容に誤りがありました。修正して差し替えました。(2021/10/11)
土台の総数(赤線の長さ)が合計何目あるのか数えます。
最終段(水色線の長さ)は何目あるのか計算します。
ワタシの場合は、
土台は86目、最終段は60目と出ました。
差を計算します。
86目ー60=26目 です。
左右に割り振って、片方13目減とします。
次に、赤線から水色線の段数を計算します。
ワタシの場合は、128段と出ました。
計算的には、
128段で片側13目減らしたいです。
斜線の計算方法。
128段と13目の縦長の斜線です。
段数の方が目数より当然多いので、計算式は段数÷目数です。
ただし、表段で減目の操作をしたいです。
段数を2で割り、64とします。
(あとで倍にして復元しますので、心配はご無用です)
除数は、13の間隔数の14にします。
※間隔数 例)3の間隔数は4
話は戻りまして、
編み物計算式としては、、、
64÷14=4 余り8
図の黄色と黄色、緑と緑が対応しますので
5ー8
4ー6
段数を復元しますので倍にします。
10ー8
8ー6
これをキレイにすると、
10段平
10段ー1目ー7回
8段ー1目ー6回
ということになります。
まぁ、順番入れ替えて
10段平
8段ー1目ー1回┐
│✕6
10段ー1目ー1回┘
10段ー1目ー1回
でも良いかと思います。
次回予告
次は、「袖口の平均計算」です。
1段で一度に多くの減目をしたいときに使う計算方法です。
今回は長くなってしまいましたので、記事を分割します。
次回、乞うご期待!
ではでは!